お盆の高速渋滞、昭和63年以降最多 無料効果
高速道路各社は17日、お盆期間(10~16日)の渋滞状況をまとめた。10キロ以上の渋滞は全国で昨年より113回多い374回、30キロ以上の渋滞も32回多い52回発生し、ともに統計が残る昭和63年以降最多となった。
東日本大震災の被災者支援で東北地方を中心に無料化したことが、通行量の増加につながったとみられる。お盆前の予想で各社は、休日上限千円制度などの終了で渋滞回数は減るとみていた。
渋滞が長かった上位3地点は、東北自動車道下り矢板北パーキングエリア(栃木)の69・4キロ、九州道下り広川インターチェンジ(福岡)の67・3キロ、東北道下り安達太良サービスエリア(福島)の60・9キロ。いずれも13日に記録した。
無料化された区間では交通量が昨年より18%増加。うち磐越道の猪苗代磐梯高原-磐梯河東(福島)は38%増えた。
2011年08月18日 産経ニュース
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