愛知などの中小食品13社、輸出促進へ研究会設立
愛知県を中心とする中小食品メーカーは8日、食品の海外販路拡大に向けた「愛知県食品輸出研究会」を設立した。老舗のつくだ煮製造会社である平松食品(愛知県豊橋市)を会長企業に据え、13社が参加。他企業の参加も今後募り、貿易実務の研究や輸出に関する情報交換、海外バイヤーとの商談で連携する。
抹茶製造のあいや(愛知県西尾市)、食用油製造の太田油脂(愛知県岡崎市)、豆乳製造のマルサンアイ(同)、きしめん製造の金トビ志賀(愛知県蒲郡市)、はちみつ製造の水谷養蜂園(三重県松阪市)などが参加している。日本貿易振興機構(JETRO)と中小企業基盤整備機構がアドバイザーに就いた。
10日から香港の国際展示場で開かれる食品見本市「フードエキスポ2011」にJETROを通じて出品。香港のほか、上海、シンガポール、オーストラリアなどで販路開拓に乗り出す。
平松食品の平松賢介社長は8日に開いた設立総会で「愛知県内を中心に個性豊かな企業が集まった。縮小する国内市場にとどまらず、積極的に輸出できる体制をつくりたい」とあいさつした。
2011年08月09日 日本経済新聞
最適な税理士が見つかる!
T-SHIEN税理士マッチング
依頼したい税理士業務と希望金額を入力し、匿名で全国の税理士事務所から見積を集めることができるシステムです。送られてきた見積の中から、最適な税理士を選ぶことができます。