道内67施設の宿泊者、6月13%減 修学旅行は上向く
国際観光旅館連盟北海道支部(札幌市)がまとめた道内67施設の宿泊実績によると、6月の宿泊人数は34万9831人と前年同月比13.1%減だった。海外を含む道外からの観光客が回復基調にあるうえ、修学旅行の受け入れが増え、「3~5月に比べて減少幅は縮小している」(国観連)。ただ宿泊単価の下落に歯止めがかからない状況で、経営環境は苦しい。
地域別に見ると、12地域のうち2地域が前年実績を上回った。洞爺湖・北湯沢地区は同3.3%増、川湯・摩周地区は同1.2%増。修学旅行を追い風に6月は堅調だったが、7月以降は伸び悩んでいるという。落ち込みが目立つ利尻島地区は同3割落とした。
売上高ベースでは全地域が前年割れ。5地域が20%以上落とした。観光需要を喚起するため団体、個人ともに単価を落とす施設が多く、原価に近い価格で提供している施設もある。
2011年07月20日 日本経済新聞

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