社長輩出数、福井県が29年連続首位 10年の民間調査
帝国データバンクがこのほどまとめた2010年の調査結果によると、人口10万人当たりの社長の数は福井県が1752人と全都道府県でトップとなり、2位の山梨県(1535人)以下を大きく引き離した。帝国データでは大都市から離れていて、眼鏡枠など独自の地域産業があるためではないかと分析している。
総務省の人口推計と、帝国データが保有する全国の約135万社分のデータベースを利用して計算した。福井県は調査を始めた1982年以降、連続して首位を守り続けている。経営者が交代した企業の割合や社長の平均年齢は全国平均とほとんど差がなかった。
北陸3県では富山県が1421人で3位、石川県が1226人で14位といずれも上位に入った。
上位は島根県(1388人)や秋田県(1246人)など日本海側に面した県や人口の少ない県が目立つ。一方、最下位には埼玉県(439人)、千葉県(453人)、神奈川県(455人)と大都市の通勤圏が並んだ。帝国データでは、サラリーマン家庭の多さが原因の一つとみている。
2011年02月18日 日本経済新聞
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