西池袋で「明治」「山手」通り接続 3月20日に新都道
東京都は西池袋地区で明治通りと山手通りを結ぶ都道を3月20日に開通させる。池袋警察署(東京・豊島)の前から山手通りまでの約880メートル。西池袋地区は狭い道路が多く、明治通りと山手通りの間の行き来が難しい。新たな都道の開通で周辺の渋滞緩和などの効果を見込む。
道路は片側1車線。歩道の横に路面を色分けして自転車専用の走行レーンを設けた。車道と歩道の間に街路樹を植えて、電線を地中に埋設するなど景観にも配慮した。
2つの通りが結ばれると生活道路に入り込む車を減らしたり、救急車両の通過が容易になったりといった効果が見込める。付近にある首都高速道路中央環状線の西池袋出入り口と池袋方面のアクセスも便利になる。
開通する道路は東京都市計画道路補助第172号線の一部。この路線は豊島区南池袋1丁目から練馬区谷原1丁目の約9キロを結ぶ道路で、現在約3キロが開通している。今回開通する区間は都が1994年度から約189億円を投じて工事を進めてきた。
2011年02月18日 日本経済新聞
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