米国成人のスマートフォン普及率が35%に ピュー調査
(CNN) 米調査機関ピュー・リサーチ・センターは、米国の成人の35%がスマートフォンを保有しているという世論調査結果を発表した。
調査は米国の成人約2300人を対象に5月に実施した。それによると、スマートフォンを含む携帯電話の保有率は83%で、通話を主体とするシンプルな携帯電話の利用者が全体の約半数を占めて依然として最多だった。
スマートフォンは45歳以下の保有率が特に高く、25~34歳では58%、18~24歳で49%だった。人種別にみると、アフリカ系米国人とヒスパニックの保有率が44%だったのに対し、白人では30%にとどまった。
最も多く使っている機能はネット閲覧が25%で最も多かった。
OSおよび機種別にみると、筆頭はグーグルの「アンドロイド」を搭載した端末で、米国で使われているスマートフォンの35%を占めた。次いで「ブラックベリー」とアップルの「iPhone」がそれぞれ24%だった。
スマートフォンをめぐっては、調査会社コムスコアが5日に発表した調査でも、13歳以上の米国人の約33%がスマートフォンの保有者という結果が出ていた。
また、ニールセンが6月30日に発表した調査によれば、米国で過去3カ月に携帯電話を買った人のうち、スマートフォンの購入者は55%を占め、1年前の34%から増加した。
ただしニールセンの調査はインターネットで実施されていることから、現状を正確に反映しているかどうかは疑問がある。
シンプルな携帯電話は低所得層や高齢者に支持されているが、インターネットを使った調査ではこうした層の参加率が低く、シンプルな携帯電話の利用者の相当数が抜け落ちている可能性がある。
2011年07月12日 CNN
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