東京都、中小の節電支援へ100億円基金創設
東京都は中小企業の節電対策を支援する目的で100億円の基金を創設する。対象には国の電力使用制限の適用を受ける契約電力が500キロワット以上の中小企業などを想定している。今年度から2年間、自家発電設備の導入費の一部を助成する。
補助対象はディーゼルエンジンやガスエンジンなどの自家発電装置。1社1500万円を上限に経費の2分の1を助成する。2011年度中に申請すれば経費の3分の2、上限2000万円まで補助する。今年度の補助を手厚くして、節電対策への早期対応を促す。
組合などグループ単位で設備を導入する場合は5億円を上限に3分の2を助成する。11年度中の申請分は経費の4分の3、5億6000万円まで助成する。2年間で250社、10グループへの助成を見込む。
申請時には自助努力による節電計画と、電力確保に向けた自家発電設備の導入計画を求める。電力や経営に詳しい専門家を無料で派遣し計画作りを支援する。
現在準備中で、産業労働局は「できるだけ早期に申請を受け付ける」としている。
2011年07月06日 日本経済新聞
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