東京で今年初の真夏日 「節電の夏」いよいよ本番
1年で最も日が長い夏至の22日、日本列島は東日本を中心に高気圧に覆われて梅雨の晴れ間が広がり、東京都心では正午までに30.2度を観測。今年初めて30度以上の「真夏日」となった。昨年より32日遅い。東京電力は電力需要の推移を注視した。
気象庁によると、関東各地では正午までに前橋で34.3度、熊谷(埼玉)で33.5度、練馬(東京)で33.4度まで上がった。東日本大震災の被災地でも午前中に仙台で31.9度、山田(岩手)で31.4度、釜石(岩手)で31.2度を観測、厳しい暑さとなった。同庁は「梅雨の晴れ間で湿度が高く、熱中症に十分注意してほしい」と呼びかけている。
東京電力によると、22日の予想最大需要は3990万キロワット。4730万キロワットの供給力に対して、午後2~3時のピークには84.4%を使い、15.6%の余力を残す計算になる。
東京電力管内の電力消費量の約3割を占める東京都は、5月に緊急対策をまとめ、大口需要家や家庭を対象に節電に関するアドバイスなどを強化している。
2011年06月22日 日本経済新聞
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