東京電力、6月「計画停電は回避」
東京電力は6日、7日以降の4週間分の電力需給見通しを発表した。需要が最も多くなる6月25日~7月1日(平均)の最大電力を4370万キロワットと見込むのに対し、供給力を4960万キロワットとし、余力を590万キロワット(約13%)確保する。東電は震災で被災した火力発電所の復旧と節電効果で「計画停電は原則、回避できる」としている。
昨年の6月のピークの電力需要は6月28日の5132万キロワットだった。今年は節電や産業活動の停滞で昨年の需要を大きく下回る見通しだ。
2011年06月06日 日本経済新聞
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