グーグル、被災企業支援サイトを開設 営業状況を動画で紹介
グーグルは16日、東日本大震災で被災した東北の企業の営業活動を支援する総合サイト「東日本ビジネス支援サイト」を開設した。企業の営業状況の紹介や地元新聞社の取材による動画情報を蓄積し、地元企業のビジネス再開を後押しする。
東日本ビジネス支援サイトの主要コンテンツは、動画によって営業活動を紹介する「ビジネス支援チャンネル」と、企業が店舗の最新状況を説明する「ビジネスファインダー」の2つ。
ビジネス支援チャンネルは、岩手日日新聞、河北新報、福島民報など地元7紙と協力し、営業を再開した被災企業の取材動画を掲載する。16日現在、60件が登録されている。
ビジネスファインダーは、企業経営者が店舗状況の最新情報などについて自ら更新する企業サイトを集約したもの。4月下旬に立ち上げたビジネスファインダーの機能をビジネス支援サイトに組み込んだ。
今後は地元TV局やNPO法人などコンテンツ(情報の内容)提供の協力者を増やし、情報が不足しがちな被災企業のビジネスを後押ししていきたい考えだ。
2011年05月16日 産経ニュース
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