岡山県商議所連、県内企業の原材料調達先など仲介
岡山県商工会議所連合会は11日、東日本大震災の影響で原材料の仕入れ難などに陥っている企業を支援するため、取引を代替できる企業を仲介する事業を始めた。ホームページ上に原材料の提供要望などを掲載し、これを見た企業が商談に応じられるようにする仕組み。地元企業に震災の影響が幅広く出ていることから、支援措置が必要と判断した。
地元企業が原材料・部材の調達先や運送会社、販売先などを探す場合に利用できる。原則として社名は非公開とし、要望内容をホームページに掲載。製品やサービスを提供できる企業との間を取り持つ。
各商議所の会員以外の企業も利用できる。今月下旬から随時情報を掲載する。
同連合会が3月下旬に岡山県内の中小企業を対象にアンケート調査を実施したところ、「震災の影響がある」「今後出てくる」と回答した企業が8割を超えたという。
2011年05月12日 日本経済新聞
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