3月の税収実績、前年比0.6%減の2兆450億円
財務省が2日発表した3月の税収実績は、一般会計の合計が前年同月比0.6%減の2兆450億円だった。財務省は、3月の税収は2月までの経済活動に対して課税されるため、東日本大震災の影響はほとんどみられないと説明。先行きについては3月期決算法人などの企業業績が「法人税など、税収にどう影響するのか注視したい」としている。
2010年4月からの累計は9.1%増の31兆6222億円で、10年度予算(補正後)に対する進捗率は79.8%。過去5年の平均進捗率(75.2%)は上回るが「震災の影響でどれだけペースダウンするか、しないかがポイント」(財務省)とみている。
項目別にみると、たばこ税が増税の効果で59.4%増の961億円。相続税は12.5%増の1985億円、還付金が増加した所得税の源泉分は11.5%減の2368億円だった。
2011年05月02日 日本経済新聞
最適な税理士が見つかる!
T-SHIEN税理士マッチング
依頼したい税理士業務と希望金額を入力し、匿名で全国の税理士事務所から見積を集めることができるシステムです。送られてきた見積の中から、最適な税理士を選ぶことができます。