4月の地方経済DI、震災響き過去最大の下落幅 地銀協
全国地方銀行協会が13日発表した4月の地方経済天気図によると、地方経済天気図DIは35.7と3月の53.2から17.5ポイント悪化した。調査開始以来最大の悪化幅。景況判断は「東北・関東を中心に生産や個人消費が落ち込むなど、東日本大震災により強い下押し圧力が加わっている」とした。
項目別では観光(21.8ポイント下落)や生産活動(19.8ポイント下落)、個人消費(15.1ポイント下落)の悪化が目立った。
3カ月先の景況見通しのDIは17.7と前月時点での見通しの56.5から38.8ポイントの大幅悪化となった。「震災の発生により大きく下振れ」するとしている。
調査は地銀協に加盟する63行から集計した。
2011年04月13日 日本経済新聞

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