2月の雇用調整助成金、11カ月連続で申請事業所減少
厚生労働省が29日発表した雇用調整助成金の2月の利用申請状況(速報)によると、申請事業所数は5万369事業所で1月から5654カ所減少した。申請事業所の減少は11カ月連続。対象者数も81万212人と、9万5866人減少した。
企業規模別では、大企業の申請が75カ所減の1023事業所、中小企業は5579カ所減の4万9346事業所だった。都道府県別の対象者数は、東京都の8万5577人最多。愛知県の8万873人、大阪府の7万9683人が続いた。
雇用調整助成金は、経営状態が悪くなっても従業員の雇用を維持しようとする企業に対し、休業手当などの費用の一部を支給する制度。
2011年03月29日 産経ニュース
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