被災地の要望を地図に表示 函館の企業、「ツイッター」活用
被災者の「つぶやき」を聞いて効率的な支援を――。東日本大震災を受け、ソフトウエア開発のマイスター(函館市、滝浩幸社長)とデザイン会社の彩紋(同、松田悟社長)は、被災者のツイッターの発信情報と避難所の地図を組み合わせて、被災者支援に活用するシステムを開発した。
29日からインターネットで無料公開する。「現地のこえ」と名付けたシステムは、携帯電話などから位置情報付きで発信された「つぶやき」を、岩手、宮城、福島3県の地図から避難所ごとに閲覧できる。
どの避難所から、どんな要望が発信されているかが一目で分かる仕組み。被災者の安否確認のほか、燃料不足のなかで、支援する側も具体的な要望を踏まえた効率的な活動に生かすことができる。
滝社長は「少しでも被災者の支援になれば」と話す。「現地のこえ」はhttp://localvoices.cloudapp.net/
2011年03月29日 日本経済新聞
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