昨年の居酒屋売上高、コロナ禍前の4分の1に 2年続けて大幅減
外食大手でつくる日本フードサービス協会が25日発表した調査によると、2021年の外食売上高は前年比1・4%減だった。業態別にみると、酒類提供制限の影響を大きく受けたパブ・居酒屋が同42・2%減の大幅な落ちこみ。一方で、テイクアウトも多いファストフードは、同4・8%増と2年ぶりに増えた。
加盟社の約3万7千店舗の売上高を集計した。外食産業全体でみると、新型コロナの影響で大きく落ち込んだ20年よりさらに苦戦。コロナ禍前の19年と比べると16・8%減で、市場規模が大きく縮小している。
2年続けて大きく落ち込んだパブ・居酒屋の売上高は、コロナ禍前の19年と比べると4分の1の水準まで減った。ほかの業態の売上高をみると、ディナーレストラン前年比10・1%減▽ファミリーレストラン同8・2%減▽喫茶同0・1%増だった。(田幸香純)
出典:朝日新聞社
2022年01月25日
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