学生のバイト収入、1割減「コロナ禍で大きな影響」
昨年4~9月の半年間で、アルバイトをした学生の平均収入は25万円で、前年に比べて1割減の2万4000円減少したことが、全国大学生活協同組合連合会(東京)の調査でわかった。アルバイトをした学生の割合は11・5ポイント減の72・4%だった。全国大学生協連は「コロナ禍で学生の収入は大きな影響を受けた」とみている。
調査は大学生協のある全国の国公私立大の学部生に毎年秋に実施。今回は新型コロナウイルス感染拡大後の初の調査で、1万1028人の回答を分析した。
アルバイトを行った学生の割合では、特に1年生が前年比19・1ポイント減の59・1%と低かった。8日に記者会見した全国大学生協連は「1年生は昨春の緊急事態宣言時に入学し、先輩にアルバイトを紹介してもらう機会がなく、慣れないオンライン授業で余裕もなかったのでは」と話す。
一方、下宿している学生の1か月の仕送り額は、2400円減の7万410円。支出は、「食費」、サークル費や交際費などの「教養娯楽費」など全10項目で減少しており、行動が制約されている状況が浮かんだ。
出典:読売新聞社
2021年03月09日
最適な税理士が見つかる!
T-SHIEN税理士マッチング
依頼したい税理士業務と希望金額を入力し、匿名で全国の税理士事務所から見積を集めることができるシステムです。送られてきた見積の中から、最適な税理士を選ぶことができます。