6カ月連続で有効求人倍率が悪化 厚生労働省発表
厚生労働省が31日に発表した6月の有効求人倍率(季節調整値)は1・11倍で前月から0・09ポイント低下し、6カ月連続で悪化した。仕事を辞めるなどして6月に新たに仕事を探し始めた人が前月に比べて18・2%増え、1963年の統計開始以来、最大の増加幅となった。
企業からの求人票を受け付けた受理地別でみると、北海道、青森、埼玉、千葉、神奈川、山梨、静岡、滋賀、高知、長崎、沖縄の11道県で、1倍を切った。
また総務省は31日、6月の完全失業率(季節調整値)は2・8%で、前月から0・1ポイント低下したと発表した。改善は7カ月ぶり。6月の完全失業者は194万人で、前月に比べて3万人減った。厚労省とは調査方法などが異なり、これまで働いていなかった学生などで新たに求職する人が、5万人減ったことが影響した。
仕事は失っていないものの休業している人は、6月時点で236万人いた。4月の597万人、5月の423万人より減った。
出典:朝日新聞社
2020年07月31日
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