国内主要銀行の不良債権 11兆円超
帝国データバンクは、国内主要銀行の貸出金・不良債権実態調査結果を
発表した。
この調査は、国内主要113行(大手銀行8行、地方銀行64行、
第二地方銀行41行)の2012年3月末(通期決算)および2012年9月末
(中間決算)時点における貸出金、リスク管理債権(不良債権)、
貸倒引当金の額や推移について調査・分析したもの。
大手8行の内訳は、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、
みずほコーポレート銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、新生銀行、
あおぞら銀行。
国内主要113行の2012年9月末時点の貸出金残高合計額は、
424兆631億8500万円となり、2012年3月末比で1兆1031億3700万円増
(0.26%増)となった。一方、不良債権とされる「リスク管理債権」は、
2012年9月末時点で11兆2075億1000万円となり、2012年3月末比で
756億7300万円増、貸出金残高に占める割合は2.64%となった。
「大手銀行」「地方銀行」「第二地方銀行」に分けて各項目を見ると、
大手銀行の「リスク管理債権比率」、「貸倒引当金比率」の安定性のほか、
地方銀行の貸出金残高の増加が目立ったという。
※調査はすべて帝国データバンク調べ
参考リンク
http://www.tdb.co.jp/
2012年12月25日
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