今年の消費者問題、「詐欺的儲け話」が鍵
独立行政法人国民生活センターは、消費者問題に関する
2012年の10大項目を発表した。
同センターでは、毎年、消費者問題として社会的注目を集めたものや
消費生活相談が多く寄せられたものなどから、その年の傾向を分析し、
公表している。
2012年の10大項目は、以下のとおり。
・高齢者トラブルが増加 二次被害も多い
・買え買え詐欺 買取り業者が登場する詐欺的儲け話が横行
・サクラサイト商法 「サクラ」を使った詐欺的商法の手口広がる
・スマートフォンに関連する相談が増加
・サラ金・フリーローンの相談が大幅に減少 貸金業法改正6年
・訪問購入 特定商取引法7番目の規制対象に
・消費者安全調査委員会が10月に発足 消費者安全法改正
・消費者教育推進法が成立 消費者市民社会の構築に向けて
・コンプガチャ 消費者庁が景品表示法違反との見解を示す
・食品表示の一元化に向けた検討進む
なかでも今年は、詐欺的な儲(もう)け話を中心に高齢者の
消費者トラブルが目立ったという。
勧誘の手口も巧妙化しており、二次的被害に遭う人の数も、
増加している。
このほか、ソーシャルゲームでの使用が問題となった
「コンプガチャ」は、スマートフォンの普及で利用者が
急増したことにより、今年特に問題視された。
参考リンク
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20121206_2.html
2012年12月06日
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