今年の国内IT市場10項目発表
IT専門調査会社IDC Japan株式会社は、2013年の国内IT市場において
鍵となる技術や市場トレンド、ベンダーの動きなど主要10項目を発表した。
同社によると、2013年の国内IT市場は、スマートフォンや
タブレット端末の普及により、モビリティ、クラウド、ビッグデータ、
ソーシャル技術を活用する市場へのシフトが顕著になっているという。
そのため、これまでのトレンドであったクライアント/サーバー技術を
けん引してきたサーバー市場やPC市場は、マイナス成長が続いているという。
2013年の国内IT市場の主要10項目は、以下のとおり。
1.国内ICT市場は緩やかに成長し、第2のプラットフォームから
第3のプラットフォームへのシフトが水面下で加速する
2.第3のプラットフォームを活用した業種特化型ソリューションが拡大する
3.スマートモバイルデバイス(SMD)ユーザーの増加が、
マルチデバイス、アクセスプラン競争、法人利用を加速する
4.BYODの法人利用でセキュリティ脅威が顕在化し対策が求められる
5.国内クラウド市場におけるベンダー間の戦いは静かに熱いものとなる
6.2013年はSDN市場元年となり、OpenFlowの波がエコシステムを
形成していく
7.コンバージドシステムを巡る競争がサーバーベンダーの
生き残りを左右する
8.第2のプラットフォームベンダーによるビッグデータビジネスは
苦戦し、IT企業と非IT企業の合従連衡が加速する
9.企業向けソーシャル技術の活用ターゲット市場が明確となり
競争が始まる
10.オフィス向けIT市場でITベンダーとHCPベンダー間の
主導権争いが始まる
参考リンク
http://www.idcjapan.co.jp/
2012年12月13日
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