三菱商事、チリで発電事業参入
三菱商事株式会社は、チリ国北部の第II州メヒジョネス郊外に建設される
「コクラン石炭火力発電所」(発電容量47.2万キロワット)の持分
40%を取得し、日本の総合商社としては南米で初めて発電事業に
参画すると発表した。
この事業は、在チリ電力事業会社であるAES Gener社60%、
同社40%の出資比率でパートナーシップを組み、総事業費約1,100億円を
投じ、23.6万キロワットの石炭火力発電設備を2基建設するというもの。
2013年第1四半期に着工し、商業運転を2016年第1四半期に開始する
予定だという。同発電所で生み出す電力は、チリ国の銅鉱山等に
供給することを予定しており、同社では、チリ国の基幹産業である
鉱山事業を支える原動力となると予測している。
同社によると、チリ国は、輸出収入総額の約65%を銅鉱石輸出収入が
占める世界最大の銅生産国であり、今後も堅調な銅市況を背景に多くの
新規銅山開発および拡張が計画されているという。
参考リンク
http://www.mitsubishicorp.com/jp/
2012年11月30日
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