トヨタ、高い速度の追突も回避するシステム開発
トヨタ自動車株式会社は、追突時の死傷事故が増えるといわれる
40km/h~60km/hの高い速度域の追突事故までカバーできる
衝突回避支援型プリクラッシュセーフティシステム(以下、PCS)を
開発したと発表した。
新開発したPCSは、ミリ波レーダーにより、追突の危険を検知した場合、
まずはドライバーに警報やディスプレイ表示で通知することで
ブレーキを踏むように促すもので、ドライバーが追突の危険に気づいて
ブレーキを踏んだ場合、ブレーキを踏む力を強力にアシストすることにより
一般ドライバー平均の約2倍の最大60km/hの減速を可能とするという。
また仮に、ブレーキを踏まなかった場合でも、自動的に
減速することにより、15km/h~30km/h減速する。
同社によると、追突事故は停止している車両に対してだけでなく、
急減速した先行車など移動車両との間で発生しており、
例えば追突事故の90%以上が、前を走るクルマとの速度差が
60km/h以内で起きているという。
同社は、実際に生じている追突事故のデータに基づいたシステム開発を
目指しており、今回のシステムで業界トップレベルの追突事故低減効果を
達成するとしている。
新システムは多くの車種への搭載を目指して開発をすすめており、
近々発売する新型車から順次展開していく予定だという。
参考リンク
http://www.toyota.co.jp/
2012年11月12日
最適な税理士が見つかる!
T-SHIEN税理士マッチング
依頼したい税理士業務と希望金額を入力し、匿名で全国の税理士事務所から見積を集めることができるシステムです。送られてきた見積の中から、最適な税理士を選ぶことができます。