ミサワホーム、熊谷市でスマートタウン整備
ミサワホーム株式会社は、埼玉県熊谷市が実施する
「熊谷スマートタウン整備事業」について優先交渉権者に選定され、
11月6日に市と基本協定書を締結した。
全国屈指の快晴日数を誇る熊谷市がその特性を活かすべく
推進するもので、同スマートタウン事業ではミサワホームが
開発事業主となり、ミサワホーム西関東株式会社が建物施工と
販売を担当するという。
今回の計画では、全棟を太陽光発電システムやHEMSなどの先進の
環境設備を採用したZEH仕様とし、街全体の温熱・風環境の
シミュレーションを実施して効果的な設計を導入することで、
街全体のCO2排出量の大幅削減に取り組む。
タウン内の公園には気象観測装置を設置し、気温や湿度、風向、
風速などを計測。その情報を住民専用のwebサイトで公開することで、
環境に配慮した行動を喚起する。
また、将来を見据えオンデマンドバスやカーシェアリングなどの
モビリティシステムの導入も検討するなど、多様な取り組みによって
低炭素型まちづくりを目指すという。
同時に地域コミュニティの形成促進や生物多様性保全も目指しており、
住民同士のつながりを生むノウハウや周辺の生態系の調査結果なども、
まちづくり設計に反映する。
まちのコンセプトは、養蚕・製糸業が盛んな地域であった熊谷市の
歴史性を踏まえ、再生可能なコクーン(繭)の名前を冠した
『結いのまち スマート・コクーンタウン ~体感温度-3.5℃の
まちづくり~』とし、再生可能エネルギーを活用した快適で
省CO2のまちの実現を目指す。
2014年度中に造成を完了し、2015年度夏頃の販売開始を目指すという。
参考リンク
http://www.misawa.co.jp/
2012年11月08日
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