ロート製薬、肌の透明感の仕組を確認
ロート製薬株式会社は、「再生美容」や「機能性素材の探索」をテーマに
掲げる研究拠点「ロートリサーチビレッジ京都」で肌の糖化に関する
研究を行い、三次元培養表皮モデルにおいて、糖化により表皮の
透明感が消失し、更に抗糖化素材を配合した製剤を塗布することで
透明感が保たれる事を確認したと発表した。
また、糖化した角層では水分保持能力の指標である「結合水」が
減少することも発見したという。糖化した角層では細胞機能低下が
起こっており、結合水の不足が角層の保水力の低下や乾燥、
さらには肌のくすみにつながると考えられるほか、細胞の糖化は
表皮基底細胞でも起こり、表皮全体で糖化が進行することを解明した。
同研究結果は、表皮に着目した抗老化化粧品の開発において、
非常に有用であると言えるという。
「糖化」は、たんぱく質に糖が結合する現象で、糖化による
最終生成物を「AGEs(advanced glycation end products:終末糖化合物)」
と呼んでいる。
血管で糖化が起こると、AGEsの蓄積により毛細血管障害が起こり、
肌の真皮ではコラーゲンの糖化により線維が固くなり、ハリ弾力の低下を
引き起こす等、肌老化の原因の一つになると言われている。
参考リンク
http://www.rohto.co.jp/
2012年11月07日
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