山崎製パン、インドネシアでパンを製造販売
山崎製パン株式会社は、インドネシア共和国において
大手小売チェーンを有するアルファグループの中核会社、
PT SIGMANTARA ALFINDO(シグマンタラアルフィンド社)傘下にあり
三菱商事株式会社が資本出資するPT ATRI PASIFIK
(アトリパシフィック社)との間で合弁契約を締結すると発表した。
合弁契約に基づき、同社は合弁対象会社となる
PT YAMAZAKI INDONESIA(ヤマザキインドネシア)が実施する
増資の一部を引受けて子会社とし、インドネシア共和国において
パン類の製造卸売に関する合弁事業を実施する。
インドネシア共和国は、世界第4位となる2億4千万人の人口を有し、
持続する高成長の下で中間層の台頭が著しく、所得水準の上昇によって
消費の力強い拡大が進んでおり、食生活の変化が進むに連れて
急速にパン食が普及しつつあるといい、同社によると、
ホールセールのパン市場は、今まさに発展拡大期を迎えようと
しているという。
アルファグループは、インドネシア共和国において、
ジョコ・スサント氏によって1989年に創設され、1999年に
アルファマート(小売店舗)の展開を開始し、現在、小売2社、
物流卸1社を核としたインドネシア有数の流通小売事業グループ。
ミニマート形式のアルファマートの他、スーパーやコンビニエンスストア
を多店舗展開し、ジャワ島・スマトラ島を中心に7,000店を超える
小売店舗を運営している。
同社は、合弁対象会社となるヤマザキインドネシアの増資新株式を
引受ける方法により、発行済株式総数の51%の株式を総額1,020億ルピア
(約846百万円)で取得し、子会社とする方針。
参考リンク
http://www.yamazakipan.co.jp/
2012年10月30日
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