関電、電気料金値上げを検討
関西電力株式会社は、平成24年度第2四半期決算を発表した。
発表によると、最終損益が1167億円の赤字だったという。
その理由について、同社では、大飯発電所3、4号機以外の
原子力プラントが再稼動の目途が立たず、火力燃料費等の負担が
大幅に増加しているためとしている。
同社ではこれまで、徹底した経営効率化と内部留保の取り崩しにより、
こうしたコスト増を可能な限り吸収してきたが、
大飯発電所3、4号機に続く原子力プラントの再稼動ができない状況が
今後とも継続すると、財務体質が大幅に悪化し、当社グループの
最大の使命である電力の安全・安定供給に支障をきたしかねないという。
そのため、同社は、電気料金の値上げについて、具体的な検討を
開始することを発表した。
また、今後はあわせて、東日本大震災以降、
電気事業のあり方そのものが変革を求められる中、
・「火力発電の高度利用に向けた取組みの推進」
・「再生可能エネルギーの普及・拡大への貢献」
・「競争の時代を見据えたお客さまの選択肢の拡大」
といった、業務の変革や新たなサービスの開発などについても、
順次取り組んで行くとしている。
参考リンク
http://www.kepco.co.jp/
2012年10月29日
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