食品廃棄年間800万t、過度な鮮度志向原因か
消費者庁は、関係府省庁の連携のもと、消費者が食品ロスに対する
認識をより高めて消費行動を改善するような働きかけについて
取り組むこととした。
平成24年10月17日からは、同庁ホームページに
「食べもののムダをなくそうプロジェクト(食品ロス削減に向けた取組)」
に関するページを新たに設置した。
国内では、年間約1,800万トン(平成21年度推計)の食品廃棄物が
排出されているが、このうち、食べられるのに廃棄される食品、
いわゆる「食品ロス」は年間約500~800万トン(平成21年度推計。
我が国の米の年間収穫量約813万トンに匹敵する数量)と
試算されているという。
家庭における一人当たりの食品ロス量は、一年間で約15キログラム、
食品ロス率3.7パーセントと試算されている。
食品産業では、平成24年4月から食品廃棄物の発生抑制の重要性が
高い業種について、環境省及び農林水産省が食品リサイクル法に基づく
「発生抑制の目標値」を設定し、食品ロスの削減の推進を図っているが、
そもそも食品ロスを発生させる要因の一つとして、同庁では、
消費者の過度な鮮度志向があるのではないかとみている。
参考リンク
http://www.caa.go.jp/adjustments/index_9.html
2012年10月18日
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