震災後の法律相談、地域ごとに特色も
日本弁護士連合会は、東日本大震災以降に、各弁護士会等で
実施している電話及び面談での無料法律相談について、
相談情報の集約・分析を実施し、結果を発表した。
この発表は、平成24年10月、第5次分析となる。
分析対象は、全40,396件の法律相談結果。
ここには、日本弁護士連合会及び各弁護士会が日本司法支援センターと
協力して実施したもの、弁護士個人が実施したもの、
弁護士が他の組織やボランティアと連携して実施したもの等が
含まれている。
なお、原子力損害賠償支援機構や各地の弁護団等による
法律相談など、当初から原子力発電所事故等に起因する
損害賠償の問題に特化している相談の実績は含まれていない。
発表によると、相談内容で最も多かったのは、
「原子力発電所事故等に関する相談」で、全体の18.6%。
次いで、「震災関連法令」が14.1%、「不動産賃貸借(借家)」が
13.5%だった。
相談者の被災当時の住所別に内容を分析したところ、
福島県で最も多かったのは、「原子力発電所事故等」で55.1%、
一部地域で液状化現象などが発生した千葉県では、
「不動産所有権(滅失問題含む)」に関する相談が最も多く、
23.3%だった。
日本弁護士連合会では、分析結果をもとに、
必要な法制度の改善につなげる活動を行っているという。
参考リンク
http://www.nichibenren.or.jp/activity/human/shinsai/proposal.html#bunseki
2012年10月17日
最適な税理士が見つかる!
T-SHIEN税理士マッチング
依頼したい税理士業務と希望金額を入力し、匿名で全国の税理士事務所から見積を集めることができるシステムです。送られてきた見積の中から、最適な税理士を選ぶことができます。