産業用停電は1日単位で…細切れは混乱と経団連
日本経団連は16日、臨時に開いた会長・副会長会議で、東京電力が実施している「計画停電」を、産業用と家庭用に分けて行うように東電に要請する方針を決めた。
経団連は、工場などの産業用の大口用電力と家庭用とは「送電などのルートが異なるので区分は可能」(幹部)としている。
記者会見した米倉弘昌会長は産業用の停電について、「丸1日停電し、その後2~3日は操業できるなどの対応が必要だ」と指摘した。
具体的には、現行の地域別での停電ではなく、自動車や電機、化学といった業種別に停電日を決めることを求める方向だ。
1日数時間の細切れの停電では、半導体工場などを再稼働するのに生産ラインの点検などに手間がかかる上、停電開始時刻が計画からずれるケースもあるなど、生産現場で混乱が広がっている。
2011年03月16日 読売新聞
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