キヤノン、スマホとウルトラブック駆使し顧客対応強化

キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、

電子メールなどのコミュニケーションシステムを

刷新するとともに、キヤノンMJグループの社員を対象に

薄型軽量のウルトラブックを約12,000台、

また営業職を対象にスマートフォンを約5,000台導入し、

顧客への対応力を強化すると発表した。

同社では、ITの活用によるマーケティングおよび

販売力の強化を進めており、これまでに、ノートパソコンおよび

個人用内線電話を用いたオフィスのフリーアドレス制の導入や

営業サポート用の社内交流サイトの活用など、

ワークスタイルの変革と顧客対応の強化に取り組んできた。

スマートフォンについては、主に営業職が外出先で使用する

ビジネスツールとして、iPhoneを採用。

既にiPhone 4sを2,000台以上導入しており、2012年末までに

約5,000台を導入する予定だという。

従来の携帯電話では不可能だった業務資料の閲覧や、

基幹システムとの連動による各種申請の上長承認が可能になり、

営業効率が向上するとみている。

今回、電子メールを始めとするコミュニケーションシステムを

切り替え、最新の業務端末を導入することで、

社員の所在やデバイスの種類に依存しない、よりスピーディーな

社内コミュニケーションが実現し、顧客への迅速で的確な応対が

可能になるという。

また、今後は、在宅勤務、BCP（事業継続計画）への活用、

社内ネットワークの無線LAN化などを検討する方針。

参考リンク

http://cweb.canon.jp/corporate/index.html

2012年10月12日