国内の電子コミック市場、依然500億円超え
株式会社インプレスホールディングスのシンクタンク部門である
インターネットメディア総合研究所は、国内の電子コミック市場についての
調査を実施し、結果を発表した。
この調査結果は、電子書籍販売ストア、取次、出版社への取材、
ユーザーアンケートなどを分析したもの。
2011年度の国内の電子コミックの市場規模は514億円で、
2010年度の524億円から10億円の減少となり、初めて前年を下回った。
フィーチャーフォンからスマートフォンへのデジタルコンテンツの
シフトがスムーズに進んでいないこと、ケータイ向け電子書籍市場の
落ち込みを補完できていないことが要因とみられるという。
だが、電子書籍全体の市場規模は629億円で、売り上げのほとんどを
電子コミックが占めているという割合は変わっていない。
有料電子コミック利用者が購読している電子コミックのジャンルは、
「青年マンガ誌系」が49.3%、「少年漫画誌系」が48.1%で並んで高く、
次いで「アダルト・成人マンガ」(21.2%)、「ボーイズラブ」(11.2%)、
「ティーンズラブ」(10.2%)となっている。
有料電子コミック利用者に対して、紙のコミック(単行本)の
購入量の変化を聞いたところ、「変わらない」との回答が最も多く
61.5%だった。
また、「紙のコミック(単行本)は買っていなかった」との回答は、
6.3%だった。
参考リンク
http://www.impressholdings.com/index.htm
2012年09月25日

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