国内の飲料市場、定番商品回帰の傾向
株式会社矢野経済研究所は、2012年6月から8月の
国内の飲料市場について調査を行い、結果を発表した。
2011年度の飲料市場規模(牛乳・乳飲料を含む)は、
メーカー出荷金額ベースで前年度比100.1%の4兆8,630億円で、
わずかに前年度を上回る結果となった。
震災の発生直後は商品供給がままならなかったが、
生活水としてのミネラルウォーターや茶系飲料の需要が拡大し、
特にミネラルウォーターは年間を通じて消費者のニーズが高く、
市場の拡大に大きく寄与する結果となった。
また、同研究所によると、近年、メーカー各社は基幹商品に集中した
販売戦略をとっており、定番回帰の動きはより顕著になっているという。
特に2011年度は震災で製造を主力商品に絞り込んでいったことから、
より売上に占める基幹商品の割合が増加した。
一方で、2011年度に見られた動きとしては、
熱中症対策としての「塩」入り商品や、既存カテゴリーの枠を超えた
商品の発売があり、また、2012年度に入っての特徴として、
エナジードリンクやトクホ飲料での新商品発売がみられたという。
参考リンク
http://www.yano.co.jp/
2012年09月18日

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