葬儀社、「定額パック」と不当表示で追加料金請求
消費者庁は、株式会社やまとセレモニーに対して、
景品表示法第6条の規定に基づき、措置命令を行った。
同社は、平成18年頃から平成23年頃にかけて、同社が提供している
葬儀サービスについて、パンフレットなどで
「ご葬儀 会員価格88万円パック」などと表記し、同社会員に対して、
追加料金を請求しない定額サービスである旨を強調していたが、
実際には、食事の際の飲料代、受付や棺搬送の際の人件費などが
含まれておらず、同サービスを利用した人の大半が、
パック価格を上回る費用を支払っていたという。
同庁では、実際のものよりも取引の相手方に
著しく有利であると消費者に誤解されるものであるとして、
景品表示法に違反するものである旨を一般消費者へ周知徹底すること、
今後、同様の表示を行わないことなどを、措置命令として同社に通知した。
参考リンク
http://www.caa.go.jp/representation/pdf/120907premiums_1.pdf
2012年09月11日

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