情報抜き取るスマホアプリが8月に急増
独立行政法人情報処理推進機構は、2012年8月の
コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況をまとめた。
8月のウイルスの検出数は、24,189個で、
7月の25,487個から5.1%の減少となった。
また、8月の届出件数は、961件となり、
7月の877件から9.6%の増加となった。
8月の不正プログラムの検出数は、21,437個で、
7月の100,367個から78.6%の減少となった。
同機構によると、2012年8月は、スマートフォン(Android OS)の
電話帳の中身を窃取する不正なアプリケーション(以下、アプリ)の
情報が多く見受けられたという。
これは、悪意を持った攻撃者が、不正なアプリをダウンロードさせる
リンク先が書かれたメールを、不特定多数の利用者に
ばら撒いていたのが原因とみられている。
この不正アプリは、ウイルスそのものであるが、発見当初、
セキュリティ対策ソフトを導入していても検知されないことがあり、
インストール後に起動してしまうと情報窃取の被害に
遭ってしまうという。
アプリの名前や送られてきたメールの文章は全て日本語であるため、
日本人を狙った攻撃だと考えられる。
参考リンク
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2012/09outline.html
2012年09月05日
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