仙台港、早期利用にめど 国交省
国交省は14日、東日本大震災で被災した東北の主要港のうち、特定重要港湾の仙台塩釜港(仙台港区)について、比較的被害程度が軽く、早期に運用を開始できるとの見通しを明らかにした。
国交省では、規模が大きく、立地上、被災地への物資輸送に有効な岩手県の宮古港、釜石港、宮城県の仙台塩釜港について、津波による被災状況を調査、大型クレーン船などを投入し、航行の妨げとなる漂流物の除去作業を行っている。このうち、仙台塩釜港の主要部分となる仙台港区では、漂流物除去が相当程度進み「数日中にも船舶の航行が可能になる」(国交省港湾局)見通しだ。
ただ、過去の津波被害では、海底に大量の土砂が運ばれ、水深が浅くなり大型船が航行できないケースもあった。国交省では、航路の水深を含め、慎重な調査を続ける方針も示した。
2011年03月15日 産経ニュース
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