住友商事、テキサス州でオイル開発
住友商事株式会社は、米国の独立系石油ガス開発会社である
デボン・エナジー社が米国テキサス州パーミアン・ベースンにて
進めているタイトオイル開発プロジェクトへ参画することを決定し、
Devon社と契約を締結したと発表した。
タイトオイル開発は、シェールガス開発と同じ水平掘削・水圧破砕技術を
用いて根源岩(石油炭化水素生成能力を持つ堆積岩)に分類される
頁岩層(シェール層)、石灰岩層(ライム層)、浸透率の低い砂岩層等から
原油を抽出する事業で、開発に際しては副産物としてNGL、天然ガスが
生産される。
パーミアン・ベースンは、米国南西部、テキサス州および
ニューメキシコ州に跨る地域で、アラスカ・メキシコ湾をしのぐ
埋蔵量を誇り、全米の原油生産量の約20パーセントを占める。
2004年にシェールガス開発における水平掘削・水圧破砕技術が
本エリアにも導入されたことを契機に多数の企業が参入し、
現在では1970年代のピーク時と同じ水準である約500基のリグが稼働し
開発が進められているという。
今回のプロジェクト参画に当たって、同社が取得する資産は、
デボン社が現在保有する既存権益(リース権、生産中の原油生産井、
付帯中流設備)の30パーセント相当。
取得資産の対価である約1,365百万ドルのうち25パーセント相当を
契約発効時に支払い、残りの75パーセント相当を、今後3年間を目途に
デボン社の開発費用を肩代わりする形で当社が追加で資金拠出を行うという。
参考リンク
http://www.sumitomocorp.co.jp/
2012年08月03日
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