相次ぐバター値上げ、原因は原発事故
森永乳業株式会社は、2012年9月10日(月)から、
「森永北海道バター 200g」の希望小売価格を
現在の365円から380円に値上げすると発表した。
大手乳業メーカーでは、明治乳業、雪印メグミルクに続く値上げとなる。
同社では、一昨年の記録的猛暑や昨年の東日本大震災の影響で、
特に乳製品向けの生乳供給量不足が続いていることが
原因であるとしており、北海道の生産者団体との交渉において、
酪農の生産基盤安定化を図ることによる増産を目的に、
本年4月からの乳製品向生乳取引価格引き上げを決定したという。
福島第一原子力発電所事故の影響で、
一部地域の生乳が出荷停止となっていることが、
生乳の供給量不足の大きな要因であるとみられており、
現在の状況が今後も続く見込み。
また、バターだけでなく、同じく生乳を使用するチーズについても、
値上げの傾向がみられる。
今回の事態を受け、メーカー各社は、生乳を使用しない
マーガリンの新商品開発に力を入れるなどして、顧客獲得を目指す方針。
参考リンク
http://www.morinagamilk.co.jp/
2012年08月03日
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