男性のUVケア、レジャー時の利用に注目
株式会社富士経済は、2011年以降の国内の化粧品市場を総括した、
「化粧品マーケティング要覧2012」を発表した。
2011年の化粧品市場は、0.9%減の2兆2,730億円。
2008年、2009年と市場縮小が続いたが2010年に横這いとなり、
2011年の市場回復が期待されたものの、東日本大震災の発生後に
不要不急のものに対する需要が低迷し再び縮小した。
2012年は、縮小した前年の反動や需要の回復などにより、
市場拡大が期待されるという。
近年注目を集めている、男性化粧品に関して、
ヘアケア、スキンケア、ボディケアのために何らか商品を使用している
20~59歳の男性640名に対して調査を行ったところ、
洗顔料を使用している人は364名で、56.9%。
40代前半までは50%以上が使用していると回答した。
洗顔料の機能や効果で重視することについて質問したところ、
最も多かった回答は、「洗いあがりがさっぱりする(63.7%)」、
次いで「爽快感がある(34.1%)」となった。
一方、化粧水や乳液などの整肌料を使用している人は238人で、
37.2%となった。20代後半と30代前半で使用している人の比率が高く、
特に20代後半は洗顔料と整肌料を使用している人が共に50%を超え、
いずれも全年代中で最も高くなっているという。
また、日焼け止めを使用している人は148人、23.1%となった。
特に30代後半と40代前半で使用している比率が高く、
使用シーン別には「海やスポーツ、レジャー時」の使用が55.4%と
半数近くを占め、特に40代~50代前半では60%になるという。
一方、日常の外出時や日差しがきつい時に使用するのは
20代後半~30代後半に多く、50%を超えた。
UVケアに対する意識については、必要だと感じるのは228人、
35.6%となった。最も高い30代後半でも45.0%に留まっており、
全体としてUVケア意識に対する啓発の余地が大きいといえるという。
参考リンク
https://www.fuji-keizai.co.jp/
2012年07月31日

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