慶大、ウインクで動く車椅子開発
慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科満倉靖恵准教授、
高橋正樹准教授の合同研究グループは、
目の周りの電位(眼電位)をコントローラとする安心・安全な
車いす自動走行装置を開発したと発表した。
かねてから、安心・安全システムを目指した車いす設計をしていた
高橋正樹准教授らのグループと、脳波や筋電の意味解析を中心に
研究を行っていた満倉靖恵准教授らの新しいコラボレーションにより
生まれた技術で、既存の自動運転装置と比べ、
より高い操作性と安全性を実現した車いすとなっているという。
同研究グループでは、目の周りに装着した少数の電極から
眼電位を計測したほか、まばたきを高精度に検出し、
車椅子の方向入力として応用する手法を開発したほか、
通路や曲がり角などの環境情報を検出し、環境に応じて走行速度や
旋回角を自動調整する制御機構を組み合わせることで、
安心、安全かつ円滑に走行できる車椅子の開発に成功したという。
この車いすの技術を応用することで、新しい自動運転装置の
実用化が期待される。
参考リンク
http://www.keio.ac.jp/
2012年07月24日
最適な税理士が見つかる!
T-SHIEN税理士マッチング
依頼したい税理士業務と希望金額を入力し、匿名で全国の税理士事務所から見積を集めることができるシステムです。送られてきた見積の中から、最適な税理士を選ぶことができます。