今年のゲリラ豪雨、お盆がピークか
株式会社ウェザーニューズは、今年7月~9月の“ゲリラ雷雨”の
発生傾向を発表した。
急激に発達する“ゲリラ雷雨”は、大気の状態が不安定なときに、
地上付近での局地的な加熱や地上風の収束などによって
上昇気流が形成され、そこで積乱雲が急発達することによって
発生すると言われている。
記録的な猛暑となった2010年は、太平洋高気圧が非常に強く、
大気の状態が安定しており、“ゲリラ雷雨”の発生回数は少なかった。
一方、昨年2011年は、太平洋高気圧の勢力が強弱を繰り返す状況で、
勢力が弱い時期に発生回数が多くなった。
今年も、昨年同様、太平洋高気圧の勢力の強弱があり、
勢力が弱まるお盆頃は全国的に“ゲリラ雷雨”が発生しやすくなる
見込みであるという。
また、夏期を通しての発生回数は、昨年と同じかやや多くなる
傾向にあり、東京都では120回程度、大阪府では160回程度の予想で、
大雨災害に見舞われた九州では、熊本県で260回程度と
昨年の1.3倍と予想されている。
太平洋高気圧の勢力は、7月最終週は強まるが、
8月上旬から段々と弱まり、“ゲリラ雷雨”が発生しやすい傾向になる。
8月中旬は更に高気圧が弱まることに加え、
上空に寒気が流れ込むため、大気の状態が不安定となり、
全国的に大規模な“ゲリラ雷雨”が発生する可能性があるという。
“ゲリラ雷雨”のピークとなるお盆休み頃には、
山沿いだけでなく、市街地でも雷雨が多くなる予想となっており、
同社では、注意を呼びかけている。
参考リンク
http://weathernews.com/
2012年07月24日

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