東京都内の物流5社、施設分譲で新会社 大型拠点開発
東京都内の物流関連会社5社が物流施設の分譲を手掛ける新会社「日本物流施設」(東京・港、河田栄司社長)を設立した。大型の物流拠点を開発し、各フロアを別の物流会社や倉庫会社などに分譲する。中小が独自に開発することが難しい最新型の大型拠点を分譲することで、物流関連会社の需要が取り込めると判断した。
新会社に出資したのはイーソーコ総合研究所(同)、イーソーコ(同)、東京倉庫運輸(同)、太成倉庫(同・足立)、ダイワコーポレーション(同・品川)の5社。
第1号の開発物件として、中部地方に3階建て、延べ床面積3万3000平方メートルの物流拠点を年内にも建設する。トラックが乗り入れられる傾斜路などの設備を設ける。各フロアを分譲することで、50億円程度の売り上げを見込む。
新会社は年内にも関東や関西などにさらに物件1件を開発する方針。今後は出資会社もさらに募集する。
2011年03月10日 日本経済新聞
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