性犯罪被害者、被害を届出た人は2割以下
内閣府は、平成24年版の犯罪被害者白書を発表した。
警察庁の統計によると、平成23年に強制わいせつの被害に遭った人
の数は、6,870人、強姦の被害に遭った人の数は1,185人だったが、
平成20人に実施した暗数調査の結果を照らし合わせたところ、
過去5年間に性的事件の被害に遭った人のうち、
捜査機関に被害を届け出た人の比率は13.3%と低い割合となっており、
性犯罪の被害者が、被害をうったえにくい状況にあるという。
「型別継続調査」のWeb調査において調査対象となった
被害者本人、またはその家族もしくは遺族について、
「過去30日間に健康上の問題があった」と回答した人の割合は、
性犯罪では49%で、高い割合となった。
一般対象者については30.4%だった。
また、過去30日間の精神健康状態について、重症精神障害
相当とされる者の割合は25.5%となっており、性犯罪被害による
健康上・精神上の悪影響が非常に大きいことがわかった。
白書では、性犯罪被害者が二次被害を受けることなく、
法的、医学的、心理学的に支援を受けて回復できる
「ワンストップセンター」の設置についても、
検討を進めていると紹介されている。
参考リンク
http://www8.cao.go.jp/hanzai/whitepaper/w-2012/pdf/zenbun/index.html
2012年06月13日
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