福島の4信組、NPO向け支援融資
福島県内の4信用組合は4月1日、特定非営利活動法人(NPO法人)向け融資「ふくしまNPO元気支援ローン」を始める。地域で地道な活動を続けるNPO法人を資金面で支援する。
取り扱うのは会津商工(会津若松市、小島雄人理事長)、いわき(いわき市、江尻次郎理事長)、相双(相馬市、庄子勇雄理事長)、福島県商工(郡山市、須佐喜夫理事長)の4信組。3月9日、NPO法人向けに保証業務を手がけるふくしまNPOバンク(郡山市、舟木仁代表理事)と提携した。同バンクは融資申し込みに対し、信組とともに事業計画などを審査する。
融資対象は福島県内のNPO法人。50万円から最大300万円まで10万円単位で借りることができ、運転資金や設備資金、公的機関の補助金などを受けられるまでのつなぎ資金として利用できる。期間1年以内で、利率は保証料率を含めて年5%。
福島県では福島県信組がNPO法人向け融資をしている。これまでに約20件の申し込みがあり、8件(合計1600万円)の実績がある。
2011年03月10日 日本経済新聞
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