食品のキャッチコピー、「ガン予防」はNG
消費者庁は、平成23年10月から12月の期間に、インターネットにおける
健康食品等の虚偽・誇大表示の監視を実施し、結果を発表した。
同庁によると、153事業者による174商品の表示について、
健康増進法第32条の2(誇大表示の禁止)に違反するおそれのある
文言等があり、平成24年5月29日に、これらの事業者に対して、
表示の適正化を求めるとともに、ショッピングモール運営事業者へも
協力を要請した。
監視は、インターネットのキーワード検索を利用して目視で行われた。
検索に使用したキーワードは、「ガン予防」「抗腫瘍」
「糖尿病治療・改善」「高血圧改善」などで、
疾病の治療・予防に効果があるかのような表現。
特定された商品は、生鮮食品、めん類・パンなどの加工食品、
茶、酒、コーヒー、カプセル・錠剤などの健康食品まで
多岐にわたっており、ガン、糖尿病、高血圧、メタボリックシンドローム、
うつ、老化などの病気や症状を予防または改善することができると
消費者が誤認するおそれのある記述がみられたという。
参考リンク
http://www.caa.go.jp/foods/pdf/syokuhin856.pdf
2012年05月29日
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