燃料電池、エネファーム需要で出荷量過去最高
TANAKAホールディングス株式会社は、
田中貴金属グループの田中貴金属工業株式会社が、
2011年度(2011年4月~2012年3月)の燃料電池用触媒の
出荷量について、過去最高を記録したと発表した。
2004年度の出荷量(指数)を100とすると、
2011年度の総出荷量は過去最高となる244で、
これまで過去最高であった2010年度(198)に比べて約23.2%増と
大幅に上回り、二年連続の記録更新となった。
特に、家庭用燃料電池「エネファーム」に使われる触媒の出荷量が、
2010年度(323)に比べて約67.2%増となる540を
記録したことで、総出荷量が大幅に上昇した。同社では、
昨今、自家発電や節電に対する社会の意識が高まっているなか、
小型で安価な新型の「エネファーム」が発表されるなど、
2011年度中に各メーカーが活発な販売活動を行ったことなどにより、
市場への普及が加速し、触媒需要量の増加につながったとみている。
「エネファーム」の購入費用を一部支援する国の補助金制度は、
2009年度に施行されて以来、2011年度には急速に利用が拡大した。
安定した電力供給が可能である「エネファーム」は、
引き続き普及が加速すると考えられ、今後さらに触媒需要が増えると
見込まれるという。
参考リンク
http://www.tanaka.co.jp/index.html
2012年05月29日
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