赤ちゃんポスト、昨年の利用8件
熊本市要保護児童対策地域協議会「こうのとりのゆりかご」専門部会は、
こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)の平成23年度の
利用状況について発表した。
発表によると、昨年4月から今年3月までの利用は、合計8件。
そのうち、預けられた子どもの年齢で最も多かったのは新生児で、
6件だった。
預け入れに来た利用者のほとんどは子どもの母親だったが、
中には父親が預けにきたケースもあったという。
利用した理由については、「生活困窮」、「未婚」、「不倫」などに加え、
「育児不安、負担感」といった心理的な理由もみられた。
専門部会では、利用にあたっての違法性の検討や
許可時の留意事項の遵守状況について、随時検証を行なっている。
そのうち、運用状況については、
「刑事法上の明らかな違法性は認められない」としているが、
子どもの権利の侵害や預け入れまでの安全性を含め、
「今後は個別の運用を総合的に判断する必要」があると付け加えた。
また、出産直前あるいは直後など、身体的に危険な状態で
長距離を移動してくることは非常に問題であるとして、
新生児を移動することの危険性とあわせて、
啓発を行うことが必要であるという意見も述べられたという。
参考リンク
http://www.city.kumamoto.kumamoto.jp/default.asp
2012年05月22日
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