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エーザイ、マシナリー子会社を独企業に売却

ドイツの大手機械メーカー「ボッシュ」グループは、

日本の製薬メーカー「エーザイ株式会社」子会社、

「エーザイマシナリー株式会社」などの買収が完了したと発表した。

エーザイマシナリーは、昭和39年に設立されたヘルス株式会社を

母体に、親会社であるエーザイ株式会社の機械事業部を平成16年に

統合（吸収分割）した、エーザイ株式会社の100％子会社。

検査機の製造・販売、包装材料の販売(包装材料は日本のみ)を

手がけており、全世界に4拠点（日本、アメリカ、ドイツ、中国）、

約120人の従業員を擁し、2010年の連結売上は約7,600万ユーロ

（86億円）。

エーザイマシナリーの塙健司社長は、「ボッシュという、私たちの

ビジョンを共有できるパートナーを見つけることができました」

とコメントしている。

一方、ボッシュ株式会社は、「エーザイマシナリーは、微粒子を検知し、

正常な充填レベルを識別するだけでなく、ガラス容器の目には見えない

ごくわずかなひび割れを検知する自動検査機も開発しています。

この検査機によって生産エラーをすばやく検知し、修正することが

できます。この買収により、ボッシュは、より高いレベルの安全性と

品質水準を提供することができ、お客様の将来の課題に対して

対応できるようになります」とコメントしている。

社名については、当面の間、変更する予定はないという。

参考リンク

http://www.bosch.co.jp/jp/press/group-1204-02.asp

2012年04月13日