EV充電器を飲料自販機に併設 パナ電工やベンチャーなど10社
ベンチャーのホーキング(東京都豊島区)やパナソニック電工など10社は7日、全国の飲料自販機運営会社など約50社と連携し、電気自動車(EV)用の充電器を自販機に併設する事業を始めると発表した。2011年度に1万台の充電器設置を目指す。
ほかに参画するのは、ベンチャーのインキュベーター(東京都江東区)▽日本ユニシス▽ソフトバンクテレコム▽ソフトバンクモバイル▽ビーライト(名古屋市)▽福西電機(大阪市)▽内外電機(東大阪市)▽愛知電機(愛知県春日井市)。
3月末までにシステムの詳細や参加企業間の利益の分配の枠組みなどを決める。充電料金は1時間あたり数十円から100円程度になる見込み。
事業に参画する自販機運営会社の保有する自販機は約120万台で、全国の自販機台数の半分弱。自販機を設置するホテルや商業施設、コインパーキングなどにEV充電器を提案していく。
自販機ビジネスは、設置場所の所有者との契約更改時にライバル企業に入れ替えられることも多い。EV充電器と併せて提案することで自販機の契約を長期化するねらいもある。
2011年03月07日 産経ニュース
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