NHK、24時のニュースを一新、番組内容はtwitterで決める

NHKは、2012年4月2日（月）から、視聴者がtwitterを利用して

番組にリアルタイムで参加することができるニュース番組、

「NEWSWEB 24」の放送を開始した。

ニュースを一方向から伝えるだけでなく、視聴者参加、双方向を

意識した番組で、twitterと連動することで、若者層の視聴者獲得を

目指す。

「NEWSWEB 24」は、NHKの専用ニュースサイトと連動し、

放送中に視聴者からtwitterで寄せられる疑問・質問に

ゲストと専門家が答えるという内容で、視聴者の投稿次第で

番組内容がリアルタイムで変化し、視聴者自身が番組づくりに

参加するという、これまでにないニュース番組。

ゲストは曜日替りで、古市憲寿氏（社会学者）、瀧本哲史氏

（京都大学客員准教授）、津田大介氏（ジャーナリスト） など。

専門家は、その日の注目ニュースに詳しい有識者、記者などが

日替わりで出演する。

放送日時は、平日の24時00分～24時25分。

NHK総合で全国放送される。

2011年の地上デジタル放送完全移行後、デジタルテレビの

双方向通信機能を使った視聴者参加型のテレビ番組は数多く制作

されてきたが、視聴者の認知度はまだ低く、あまり浸透していない。

わずらわしい操作をしなくても、携帯電話やスマートフォンから

気軽に参加できるtwitterの利用は、今後テレビ界でもますます

加速することが予想される。

参考リンク

http://www3.nhk.or.jp/news/index.html

2012年04月04日